
独自に採集した言葉を掲載しています。解釈には、「柳井の方言(柳井図書館叢書)」「柳井市史」「聞き書・山口の.食事」などを参考にしました。
新たに語を採集するたびに随時更新します。
| (品詞)【漢字表記】意。「同義の方言・類語」(──用例)[分野] ※注釈 | アクセント | 図版 ポインターを置くと拡大します |
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| たあ | (格助)〜より。それを比較の基準とすることを表わす。(今年は去年──寒い) 標準語の「と」(格助)+「は」(格助) | ||
| だい | (終助)〜よ。〜だよ。 (今日は暑うていけん──) | ||
| たいがいの (たいがいな) |
いい加減な。あきれた。 | ||
| たいがたい (たいがたあ) |
【堪え難い】@有難い。A恥ずかしい。B気の毒な。 | ||
| だいがら | 足踏み杵。精米や餅つきに使う。 | ||
| たいぎい | (形)【大儀い】病気や疲労で、あるいはそのことが煩わしくてするのも嫌な様子。またその気持ち。 | ||
| だいごえ | 【大肥】堆肥。 | ||
| だいこんすり | [食]【大根すり】@大根おろし。おろしがねですりおろした大根。 Aダイコンなどをすりおろす器具。 | ||
| だいしょう | わずか。少しばかり。 | ||
| たいたい | [幼]魚。 | ||
| だいどこ | 台所。 | ||
| たう | (自五)届く。達する。(手が──) | ||
| たお | 【峠】とうげ。古語「たわむ」の語幹「たわ」のなまり。 | ||
| たかあるき | 遠出。遠出して遊びまわること。 | ||
| たきがわ | [地]【滝川】大畠の神代川上流。岩尾の滝があることから呼ばれている。 | ||
| たけしい | (形)【猛しい】@力強い。はげしい。猛々しい。A臭いが強い。 | ||
| だけやま | [地]【岳山】氷室岳。伊陸地区にある山。柳井市で最も高い。標高563メートル。 | ||
| たける | (他五)【猛る】叫ぶ。怒鳴る。 (類)「いがる」「おらぶ」 | ||
| だだあこだあ | 取り散らかしているさま。(部屋の中が──じゃ) | ||
| だち | 〜たて。〜してまもない。(炊き──のご飯) | ||
| たてる | 戸などを締める。 | ||
| たとむ | (他五)【畳む】@折りたたむ。たたむ。 A家や物を処分する。 | ||
| だぶ | 沼。小池。「はすだぶ」レンコンを栽培する池。 | ||
| たま (たも) |
小さな網。 | ||
| たまがす | (他五)【魂消す】驚かせる。 | ||
| だまかす (だまくらかす) |
(他五)【騙かす】だます。欺く。 | ||
| だや | @牛や馬を飼う小屋。A納屋。(牛──・馬──) | ||
| たゆう (たゆうさあ) |
【太夫】神主。宮司。 | ||
| だらしい | (形)だるい。 | ||
| だる | (自五)@だるくなる。疲れる。(肩が──) Aたるむ。 | ||
| たんびに | 「度」+「(副助)に」 @〜時はいつも。〜度に。Aたびたび。何度も。 | ||
| タ ツ テ ト | |||
| ち | (接助)〜て。 | ||
| ちい | @(副)つい。 A(感)まあ。はあ。 | ||
| ちこう | 【近う】近ごろ。(こんとな大雨は──近年なかった) | ||
| ちしゃもみ | [食]チシャなます。山口県の代表的な郷土料理。 | ||
| ちじゅう | 縮れ毛。また、その人。 | ||
| ちそ | 【紫蘇・血蘇】しそ。赤ジソと青ジソがある。 | ||
| ちちんぼ | イヌビワ。クワ科。雌雄同株の常緑樹。葉や茎を折ると白い乳液が出る。イチジクに似た花のうが生ることから、別名コイチジク。雌株の花のうは黒紫色に熟し食べられる。雄株の花のうも赤くなるが食べられない。 | ![]() |
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| ちっと (ちいっと) |
(副)少し。「ちびっと」とも。 | ||
| ちばける | (自下一)ふざける。 | ||
| ちびける | (自下一)ちびる。物が消耗する。すりへる。 | ||
| ちびっと (ちょびっと) |
(副)少し。「ちっと」とも。 | ||
| ちゃがい | [食]【茶粥】茶がゆ。伊陸地区や周防大島では代表的な郷土料理。 | ||
| ちゃげる | 〜してあげる。「〜て」+「あげる」 | ||
| ちゅうかい | (副)まるで。全く。打消しの語をともなう。(──話にならん) | ||
| ちゅうに | (副)@甚だ。とても。(──怒っちょる) ※打消しの語をともなう場合は「ちゅうかい」と同義に用いられることもある。 Aとうとう。(──話が破れた) Bめったに。(あの人は──家に居らんけえ) C意外に。(──良えことが続くねえ)) | ||
| ちゅうれん | @腰高窓。腰から上の高さにある窓。A引き窓。 | ||
| ちょうの | 【手斧】ちょうな。手斧。木材の荒削りなどに使う工具。 | ||
| ちょる | 〜ている。「て」+「いる」 | ||
| ちんぐー | 親友。友達。 ※韓国語に由来する。 | ||
| ちんじに (ちんじ) |
【千々に】粉々に。「ちんじめちゃくちゃ」とも。(茶碗が──めげた) | ||
| つい | 同じ。 ⇒「まっつい」全く同じ。 | ||
| つえる | (自下一)【崩える】崩れる。つぶれる。「ずえる」とも。(大雨でぎしが──てから、大ごとよ) | ||
| つかあさい | @〜してください。A下さい。 | ||
| つかいまえ (つかいまい) |
使い道。(──が悪い)) | ||
| つくねる | @だらしなく積み上げる。(脱いだ服をこんとな所に──ちょかんことよ。) A手でこねて丸める。 | ||
| つける | (他下一)寿司を作ること。 | ||
| つっぺ (つっぺえ) |
差し引きゼロ。損得なし。あいこ。 | ||
| つつぼいし | [地]【土穂石】古開作にある地名。一部は新庄地区。「西土穂石」 | ||
| つつぼいしがわ | [地]【土穂石川】余田を源流に、新庄から古開作を通って海に流れる川。1600年代初頭には海(柳井水道)だった。上流部(余田地区)では「堀川」と呼ぶ。 | ||
| つなぐ | (他五)米やお金を集めて回ること。 (盆踊りの寄付を──ぎに来ました。) | ||
| つばえる | (他下一)子供同士がたわむれて騒ぐ。じゃれる。 | ||
| つぶける | (自下一)【潰ける】つぶれる。(金繰りが悪うて、とうとう──た) | ||
| つぶな | [植]つばな。茅の花。「ずぼな」「ずぼうな」とも。 | ||
| つみ | [虫]コクゾウムシ。貯蔵米につく虫。 | ![]() |
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| つめる | (自下一)腹などが痛む。 | ||
| つらかす | (他五)【散らかす】@散らかす。 A取り乱す。 | ||
| つらかる | (自五)【散らかる】散らかる。 | ||
| つらけかやす | 「つらかす」+「(接尾)かやす」 散らかし放題のさま。 | ||
| つろうて (つれようて) |
一緒に。連れ立って。 | ||
| つわ | [植]ツワブキ。フキに似た形の常緑多年草。葉は大きくつやがある。晩秋、長い茎に黄色い花を開く。キク科。 | ||
| つんがらもんがら | 仕事にまとまりがなく、中途半端なさま。 | ||
| て | (接助)〜されて。軽い敬意を示す。(先生が、そねえ言う──じゃった)西中国地方方言「て語法」 | ||
| であります | 〜です。でございます。演説用語から。防長方言の代表のひとつ。「あ」にアクセントをおく。旧軍隊ことば。 | ||
| でい (でえ) |
@〜ですか。疑問を表わす。(こりゃあ何──) | ||
| てえない (てえなあ) |
(形)【体ない】体裁が悪い。 (あんた、てえない格好しちょるねえ) | ||
| でがんす (でがんすう) |
でたがり。でしゃばり。人前に出るのが好きな人。 | ||
| てご | 手伝いをすること。また、その人。「てごし・てごにん」=手伝い人。 | ||
| でこ | @人形。A広義では人を描いた絵も含む。 (──芝居)人形劇。伊陸糸あやつりは市指定無形文化財。 | ||
| でごんどう | [生]スナメリ。近海に棲む小型のクジラでネズミクジラ科。 | ||
| でに | 【銭】お金。料金。 ※ザ行音がダ行に変化。「でん(膳)」なども。 | ||
| てねる | (他下一)【手練る】@束ねる。 A手で練る。(ワラを──) | ||
| でびら (でべら) |
[食]カレイを干したもの。岡山・広島・松山方言。「でんべら」とも。 | ||
| てぶる (てぶらかす) |
物事を放り出す。「てびらかす」とも。 (空き缶を──っちゃあいけんよ)(仕事を──ってから) | ||
| てべす (てびす) |
(他五)平手で打つ。 | ||
| てみ | 竹かご。 | ||
| でみ | 泉。わき水。「ぜみ」とも。 | ||
| でよ | 〜ぞ。〜よ。〜ぞ。@強調・断定を表わす。(はあ行く──)「での」とも。 A勧誘の気持ちを示す。(遊ぼう──) | ||
| てれえぐれえ | ぶらぶらするさま。 | ||
| てれんぱれん | とりとめもない状態。(──言いくさって) | ||
| てんくら | @(副)全く。(──仕事がないのう) Aうそ。うそつき。 | ||
| てんてこ | @袖なしの綿入れ。ちゃんちゃんこ。A着物の短いこと。 | ||
| てんぷら | @[食]さつま揚げ。Aいいかげんな人。また、その人の行為。「おおてんぷら」(あんながやることは、おお──じゃけえ、まるっと信用しちゃあいけんでよ) | ![]() |
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| ど | (終助)〜よ。〜ぞ。強調を表わす。 | ||
| といや (といの) |
〜とさ。〜ということだ。 | ||
| とういも | [植・食]【唐芋】サツマイモ。 | ||
| とうがき | [植]イチジク。 | ||
| とうから | 早くから。 | ||
| とうきび | [植・食]トウモロコシ。「まんまんきび」とも。 | ||
| とうなす | [植・食]トマト。 | ||
| とうぶら | [植・食]カボチャ。「ぼうぶら」「ぼうらん」とも。上関町祝島では「とんぶら」 | ||
| とおざき | [地]【遠崎】旧大畠町。幕末の勤皇僧・月性が開塾した清狂草堂がある。 ※旧大畠町は神代・大畠(鳴門)・遠崎の3地区から成る。藩政時代、遠崎は唯一毛利藩の所領だった。(他は吉川藩) | ||
| どがあな (どがいな) |
どんな。どのような。 | ||
| とぎ | [雅]【伽】@友達。仲間。連れ。 A通夜。 | ||
| どけつ (どべ) |
びり。最下位。「どんけつ」 | ||
| どねえ | どのように。「どねえに」とも ⇒「あねえ・こねえ・そねえ」 | ||
| どべ | 泥土。 | ||
| どべ | びり。最下位。「どんけつ」 | ||
| どべた | 地べた。 | ||
| ども | でも。 | ||
| ともい | 〜よ。「とみんさい」とも。 ※「(接助)〜と」+「思い」+「(終詞)い」 | ||
| どやす | (他五)殴り、蹴ること。 | ||
| どようし (どひょうし) |
【度拍子】大変。非常に。余程。 | ||
| とろさく | 仕事の遅い人。「とろすけ」とも。 | ||
| どろもと | 【泥元】地べた。じめん。 | ||
| とんぎらかす (とぎらかす) |
(他五)尖らす。 | ||
| とんぎる | (自五)尖る。とんがる。 | ||
| とんする | [幼児]@落ちる。転ぶ。A座る。「(擬態)とん」+「する」 | ||
| どんとうな | どんな。どのような。「どねえな」とも。 ⇒「あんとうな・こんとうな・そんとうな」 | ||
| とんちゃん | [食]牛の内臓などを焼いて食べる焼肉。ホルモン焼き。 | ||
| どんばら | 【どん腹】太鼓腹。 |